1. Photoshop CS5 Extended もしくは CS6を用意します。
(本家アメリカだと32bit盤を推奨しているところもあるので32bitを選択出 来る方は32bit盤を使いましょう)
2. まずシネマグラフにしたい動画を用意します。
今回は「人物は静止で他の物だけが動く」という写真を作ります。
この動画の中の光っている部分だけを動かします。
8. トリミングが出来たら次に静止画にしたい画面まで青いつまみを持ってきます。そして「選択範囲」→「すべてを選択する」を選択、「編集」から「結合部分をコピー」→「ペースト」をクリックすると右側にレイヤーが1つ増えます。
9. 次は先ほど新しく増えたレイヤー02を選択した状態でキーボードのQを押しましょう。そうするとPhotoshop左下のアイコンが変わります。この状態になるとマスクが出来るようになります。
10. マスクはブラシツールで動く部分のみを塗っていき静止部分にマスクをかけます。硬さは0にしてブラシの大きさはマスクをかけたい範囲によって変えていき、赤い色で動く部分のみが塗られていれば完了です。
12. 次にレイヤー2をクリックして選択して、レイヤーパネル下のバー左から3番目「レイヤーマスクを追加」をクリックします。画像のようにマスクが追加されたら再生して確認してみます。もし思ったようなっていなかったらステップ10まで戻りもう一度やり直してみましょう。
18. まずファイル形式がGIFにします。そして画像サイズを任意のサイズにしていき最後に保存します。カラーを「256」から「128」に落とすことで色数を減らしファイルサイズを少し軽くする事も出来ます。
19. これが完成したシネマグラフです。人物は静止していて機器の光のみを動かすことが出来ました。
ステップ13を行う前に色調補正などで色味を調整してみたり、保存する前に切り抜きツールでトリミングしてみたりともっと好みな感じにすることも出来るので是非お気に入りの1枚を作ってみて下さい。
ここでは僕がシネマグラフを作る際に使用する機材を紹介します。
①カメラ:Canon EOS 5D MarkII
②レンズ:COSINA Zeiss Planar T*1.4/50 ZE
③レンズ:Voigtländer COLAR SKOPAR 20mm F3.5 SLII N Aspherical
④一脚:manfrotto 560B-1